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はんだ付けとは?

「はんだ付け」は、金属同士を「はんだ」と呼ばれる合金を使って接合する技術です。単なる接着剤とは異なり、はんだを溶かして金属表面と合金層を形成させることで、強固な結合と電気的な導通を実現します。ワイヤーハーネス加工においては、端子圧着と並んで非常に重要な接合方法です。

「鉛入り」と「鉛フリー」の違い

はんだには大きく分けて、従来の「鉛入りはんだ」と、環境配慮型の「鉛フリーはんだ」があります。

鉛入りはんだ
(Sn-Pb系)
スズ(Sn)と鉛(Pb)の合金です。
特徴: 融点が約183℃と低く、作業性が非常に良好です。仕上がりも光沢があり、耐食性にも優れています。現在では環境規制(RoHS指令など)により一般製品での使用は厳しく制限されていますが、航空宇宙、医療、防衛関連など、高い信頼性が求められる特殊用途では依然として使用されることがあります。
鉛フリーはんだ
(Sn-Ag-Cu系等)
鉛を含まない環境配慮型のはんだです。
特徴: 融点が約217℃〜220℃前後と鉛入りに比べて高いため、作業時に高い熱量と適切な温度管理が必要です。また、仕上がりにやや光沢が少ない傾向があります。現代の電子機器におけるグローバルスタンダードとなっています。

安定した「はんだ付け」のために必要な技術

「鉛フリー化」により、はんだ付けの難易度は上がりました。安定した品質を維持するためには、以下のポイントが不可欠です。

  • 温度管理: こて先の温度が適切でないと「はんだ過多(盛りすぎ)」や「いもはんだ(接合不良)」を招きます。
  • フラックスの役割: 金属表面の酸化膜を除去するフラックスが重要です。適切な量を使用しないと、はんだが金属に乗りません。
  • 熱の伝え方: 金属の母材(電線や端子)をしっかりと温めてから、はんだを流し込む「母材加熱」の基本技術が何より大切です。

イー・エス製作所では、熟練の職人による手はんだ付けに加え、はんだ付けロボットの活用により、均一で高品質な接合を実現しています。微細なコネクタから太物のケーブル加工まで、安心してお任せください。

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