ワイヤーハーネスは、機械や装置の「神経」や「血管」に例えられる非常に重要な部品です。万が一、内部で断線やショート、誤配線が発生すれば、機械全体の停止や重大な事故に直結してしまいます。
イー・エス製作所では、加工技術の向上はもちろんのこと、完成した製品に対する「厳格な検査体制」を構築し、お客様に安心してお使いいただける品質を担保しています。
専用の検査機器「ワイヤーハーネスチェッカ」を用いて、コネクタの端子から端子へ電気が正しく流れるか(導通)、また隣り合うピン同士がショート(短絡)していないかを瞬時にかつ正確に検査します。目には見えない内部の断線も逃しません。
多芯ケーブルなど、多数の線が密集するハーネスにおいて「1番ピンには赤色、2番ピンには青色」といった線の並び順(アサイン)が間違っていないかを検査します。目視での確認に加え、画像認識式の「カラーハーネスチェッカ」を活用することでヒューマンエラーを防ぎます。
電線と端子を圧着した部分が、指定された荷重(引っ張る力)に耐えられるかを測定します。強度が不足していると使用中の振動や引っ張りでスポッと抜けてしまいます。定期的に測定を行い、圧着機のコンディション(クリンプハイト等)を管理しています。
機械では判定できない部分、例えば「端子の変形はないか」「ハウジング(プラスチック部分)に割れや欠けはないか」「指定通りのマークチューブや結束バンドが付いているか」などを、熟練スタッフの目で最終確認します。