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ワイヤーハーネス加工の2大接合技術

ワイヤーハーネスを製造する際、電線と端子(またはコネクタ・基板)を繋ぎ合わせる方法には、主に**「圧着(あっちゃく)」**と**「はんだ付け」**の2種類があります。
どちらも電気を正しく通すための重要な技術ですが、使用される環境やロット数、求められる強度によって最適な工法が異なります。ここでは両者の違いを分かりやすく解説します。

1. 端子「圧着」の特徴とメリット

圧着とは、専用の工具(圧着機やアプリケータ)を使用して、金属の端子を強い圧力で電線に押し潰し、物理的かつ電気的に結合させる方法です。

メリット

  • 均一な品質と高い量産性: 機械を使用して加工するため、作業者によるバラツキが出にくく、短時間で大量生産が可能です。
  • 機械的強度が強い: 正しく圧着された端子は振動や引っ張りに強く、自動車や産業機器などで重宝されます。
  • 熱に強い: はんだを使用しないため、高温環境下で接合部が溶ける心配がありません。

2. 「はんだ付け」の特徴とメリット

はんだ付けとは、熱で溶かした「はんだ(合金)」を接着剤のように使い、電線と端子・基板などの金属同士を電気的に結合させる方法です。

メリット

  • 微細な接点にも対応可能: 圧着機が入らないような極小のコネクタや、高密度な基板への直接配線が可能です。
  • 初期費用(金型代)が不要: 専用のアプリケータを用意する必要がないため、試作品や多品種少量生産に向いています。
  • 特殊な形状への対応: スイッチやセンサー類など、特殊な形状の部品への配線に柔軟に対応できます。

どのように使い分けるべきか?

一般的に、大量生産で振動が加わる箇所には「圧着」を、微細な部品や試作・小ロット生産には「はんだ付け」を選択するのがセオリーです。

イー・エス製作所では、全自動圧着機をはじめとする充実した設備による精密な圧着加工はもちろん、熟練の職人技が光る「はんだ付け加工」のどちらにも高いレベルで対応可能です。
「この用途にはどちらが適しているか?」といったご相談から承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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