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【本日の主なトピック】
- 国内銅建値は4万円安の224万円に改定:JX金属公式サイトの改定履歴によると、9月11日改定の228万円から9月15日に4万円下げて224万円となりました。週間(9月7日235万円→9月15日224万円)では11万円の下落です。改定理由を明記した一次情報は確認できませんでしたが、直近のLME銅相場の軟化傾向を反映したものとみられます。
- ドル円は一時155円00銭まで上昇後、154円80銭台で推移:9月15日の東京市場でドル円はアジア時間の154円前半から午後にかけて154円70銭台まで上昇、17時時点では154円80~90銭となりました。原油急伸と米長期金利上昇を背景に一時155円00銭(7日以来の高値)を付ける場面もありました。9月16日からFOMC(2日間)、18日には日銀会合を控えています。
- LME銅は確定値未確認、二次情報では7週間ぶり安値水準との報道:一次情報からの確定清算値は取得できませんでしたが、市況報道によれば銅先物は9月15日時点で7週間ぶりの安値水準(1ポンド=6.3ドル近辺)で推移しているとされています。9月10日のLME現物公式価格は1万4,390ドルでした。
- SWCC、データセンター向け成長投資の増額を検討:SWCCは2030年度までの中期計画における電力インフラ・海外通信ケーブル・半導体の成長3事業について、データセンターや生成AI関連需要の拡大を受け設備投資の上乗せを検討していると報じられました(日刊鉄鋼新聞)。
- トヨタ・ホンダの減産継続:トヨタは中東情勢悪化を受け、海外生産を11月ごろまでに8万3000台程度、2027年2月ごろまでに累計10万台規模削減する計画を継続。ホンダも部品不足・物流停滞の影響で9月末まで国内減産を継続しています。本日時点で新規の追加発表は確認できませんでした。
1. 国内銅建値・為替・LME相場の動向
- JX金属公式サイトの改定履歴によると、直近の改定は9月7日235万円→9月10日237万円→9月11日228万円(9万円安・緊急改定)→9月15日224万円(4万円安)です。週間(9月7日→9月15日)では235万円→224万円で11万円の下落となっています。9月15日の改定理由を明記した一次情報は確認できませんでしたが、直近のLME銅相場の軟化傾向を反映したものとみられます。
- LME銅3か月先物の確定清算値は一次情報から直接取得できませんでした。9月10日のLME現物公式価格は1万4,390ドル/トンで、9月8日の清算値14,708.50ドル/トン(史上最高値圏)から反落しています。二次情報(市況報道)では、銅先物は9月15日時点で1ポンド=6.3ドル近辺(トン換算で概算1万3,900ドル前後)まで下落し、供給懸念の緩和を背景に7週間ぶりの安値水準で推移しているとの報道がありますが、LME公式かCOMEX由来かを含め確度は限定的です。
- ドル円は9月15日、アジア時間に154円前半でスタートし、東京市場午後には154円70銭台まで上昇、17時時点では154円80~90銭で推移しました。サウジアラビアのパイプライン停止報道によるWTI原油急伸と米10年債利回り上昇(一時5.01%台)を背景に、一時155円00銭(7日以来の高値)を付ける場面もありました。9月16日からFOMC(2日間)が開始され利上げ確率は9割超まで織り込まれており、18日の日銀会合とあわせて今週は金融政策ウィークです。銅建値については、円安進行よりも直近のLME銅相場の軟化が主因とみられ、円安自体は本来建値の押し上げ要因であるため、今回の下げ改定への直接的寄与は限定的とみられます。
2. 電線メーカーの事業動向
- SWCCは、2030年度までの5カ年中期計画における成長3事業(電力インフラ・海外通信ケーブル・半導体)の設備投資について、データセンターや生成AI関連需要の拡大を受け、当初予定から増額することを検討していると報じられました。上條俊春専務執行役員CFOのコメントとして紹介されています(日刊鉄鋼新聞)。
- 住友電工・古河電工については、本日9月15日(火)時点で新規の個別ニュースは確認できませんでした。
- 電線新聞(Densen Shimbun)には直接アクセスできなかったため、日刊鉄鋼新聞・日刊産業新聞を代替情報源として使用しています。
3. 自動車・半導体産業の生産動向
- トヨタ自動車は中東情勢悪化に伴う需要減を受け、海外生産を11月ごろまでに8万3000台程度、2027年2月ごろまでに累計10万台規模削減する計画を継続しています。
- ホンダは部品不足・物流停滞の影響により、9月末まで国内減産を継続しています。
- 本日時点で新規の追加減産発表等は確認できませんでした。
4. データセンター・電力インフラ投資
- SWCCが、データセンター・生成AI関連需要の拡大を受け、電力インフラ・海外通信ケーブル・半導体の成長3事業における設備投資を中期計画から上乗せする方向で検討していることが判明しました(日刊鉄鋼新聞)。電線メーカーの投資判断がデータセンター需要拡大を直接反映した事例で、電線需要拡大の裏付けとなる動きです。
- 電力大手8社による送電網増強費を含む値上げ申請(2026年11月1日適用予定)など、データセンター関連の電力インフラ投資は引き続き進行中です。
- 本日9月15日(火)時点で新規の個別プロジェクト発表は確認できませんでした。
5. ハーネス部材の価格改定・需給動向
- UL規格対応電線・端子・コネクタの具体的な納期・リードタイムに関する新規の一次情報は本日時点で確認できませんでした。TEコネクティビティ・モレックスなど海外大手が自動車・産業機器向けで約5〜12%の価格改定を2026年中に実施しており、一部カテゴリではリードタイムが再び約40週まで拡大しているとの報告があります(既報)。
- IDECは2026年10月1日よりワイドミュラー製品・端子台等の一部で価格改定を実施予定です(既報)。一部の電子部品メーカーでも半導体市況の変化を受けたSoC・Wi-Fiチップ・メモリー・PCB等の値上げが2026年10月1日出荷分より適用される動きが報じられています。
- 矢崎総業は自動車用ワイヤーハーネス製造工程の大半を自動化する方針を示しており(2028年度をめどに量産導入)、住友電装は次世代型の高強度アルミ合金電線ワイヤーハーネスを開発中です。両社とも本日時点での具体的なリードタイム変更発表は確認できませんでした。
【主な出典・参考情報】
- 銅建値 | JX金属(公式・改定履歴)
- JX金属、銅建値9万円下げ(日刊鉄鋼新聞 Japan Metal Daily)
- SWCC/電力・通信・半導体関連事業/中期投資計画の上乗せ検討/データセンター向け需要など拡大(日刊鉄鋼新聞 Japan Metal Daily)
- ドル/円見通し(為替/FX ニュース):ドル円は円安で154円台前半|原油価格と米10年債利回りの上昇が影響か(2026年9月15日)(OANDA Japan)
- 【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年9月15日(外為どっとコム マネ育チャンネル)
- 東京為替:ドル・円はしっかり、155円に接近(財経新聞)
- 今日の為替市場ポイント:155円が当面の上値の目処、152円を割り込めば150円も視野(財経新聞)
- トヨタ、海外8万3000台減産に拡大 中東影響重く11月まで/ホンダ、9月末まで減産(日本経済新聞)
- 矢崎総業、ワイヤーハーネス製造の大半を自動化へ 2028年度にも量産導入 AIやロボティクス活用(netdenjd.com)
- 【2026年版】主要電設資材メーカー価格改定情報まとめ(タツミ電材株式会社)
- 【IDEC】一部製品 価格改定のご案内(大成電機)