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ニュースまとめ:2026年8月27日(木) 時点

【本日の主なトピック】

1. 国内銅建値・為替・LME相場の動向

  • JX金属の電気銅建値は8月25日改定の238万円が公式に確定している最新水準です。本日27日の足元計算値は2,410円/kg(建値比+30円/kg、トンあたり+3万円)と算出されており、引き上げ改定が濃厚視されています。改定が実施されれば8月月内の建値推移がほぼ確定する節目となります。
  • LME銅相場は現地8月26日時点で現物売りセツルメントが14,525.0ドル/トン(前日比+100.0ドル)へ続伸し、高値圏をさらに更新。在庫は237,475トン(▲1,250トン)と連日の減少が続いており、需給の引き締まりを示しています。COMEX銅8月限もトン換算約14,538ドル相当で高値安定しています。
  • ドル円は東京TTS(8/26)で160.13円と、前日(160.23円)とほぼ同水準の160円台を維持。本日27日朝のアジア時間は159円前半で推移し、予想レンジは158.70〜159.80円です。米7月PCEデフレーターの上振れ(前年比+3.7%)を受けた米金利上昇や、氷見野日銀副総裁の講演・記者会見(本日午前・午後)が材料視されています。円安基調は国内銅建値の高値維持を下支えしています。

2. 電線メーカーの事業動向

  • 古河電気工業は8月25日、株価が前日比+375円(+10.34%)の10.3%高となり東証プライムで4,000円をつけました。光デバイス関連テーマで全テーマ中首位となる強い買われ方で、本日27日時点で新規の個別株価材料は確認できませんでした。
  • SWCCは海外運用会社による大量保有報告書の提出が市場の注目を集めています。また、古河電工が保有するSFCC(川崎市)株式をSWCCへ譲渡し、2026年3月31日付で全株取得予定であることが判明しています。
  • 電線大手4社の2026年3月期業績見通しでは、古河電工・SWCCが営業増益を見込む一方、住友電工・フジクラは前期比2桁の営業減益を見込むなど、米関税政策への対応で明暗が分かれています。住友電工は関税影響で最大400億円規模の減益リスクが指摘されています。

3. 自動車・半導体産業の生産動向

  • 令和8年熊本地震(7月28日発生、最大震度7)で停止していた自動車・半導体各社の生産拠点は8月中に順次復旧し、8月24日のホンダ熊本製作所(二輪車・パワープロダクツ)再開をもって全工場が稼働に復帰しました。トヨタ自動車も国内全14工場が8月17日までに稼働再開済みです。
  • 日産自動車は8月27日、スポーツクーペ「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」のマイナーチェンジモデルを発表・発売しました。同社は2026年3月期の最終損益が6,500億円の赤字となる見通しで、北米・中国販売不振と構造改革費用が重荷となっています。
  • スズキは8月24日、自社初となる軽乗用車のEVを公開し、この秋の発売を目指す方針を示しました。2026年上期の日系自動車生産は、スズキなど8社中4社が前年実績を上回っています。

4. データセンター・電力インフラ投資

  • 国内データセンター向け電力需要は2025年度の47万kWから2034年度には616万kWへ急拡大する見通しで、電力各社は全国30カ所規模で送配電網の増強を進めています。石狩市の「石狩再エネデータセンター第1号」は8月に一部本格稼働の予定です。
  • NTTデータグループは千葉県白井市に「東京TKY12データセンター」を開発中。東京建物はシンガポールのSC Zeus Data Centersと共同で大阪南港エリアに約1,000億円規模のデータセンターを開発中です。
  • 国内データセンター建設市場は2028年に5兆円を超える規模に達する見通しで、AI・データセンター向け需要を背景に古河電工・フジクラ・住友電工など電線関連株が大幅に上昇しています。一方、電力接続待ちが5〜10年に及ぶ地域もあり、インフラ整備の遅れが課題です。

5. ハーネス部材の価格改定動向

  • 矢崎電線は8月19日、タイのアルミ電線新工場が完成し開所式を実施。生産能力は従来比約3倍に拡大し、2026年8月中の稼働を予定しています。矢崎総業はアジア各国での新工場開設や、ワイヤーハーネス製造の自動化(2028年度量産導入目標)も進めています。
  • 端子・コネクタ関連では、松村電機製作所・ハイバーテックが8月1日発注分より価格改定済み。サイレックス・テクノロジーは10月1日出荷分より新価格を適用します。海外大手のTE Connectivity・Molexも2026年度入り後、自動車・産業機器向けを中心に5〜12%程度の価格改定を実施しています。
  • 受動部品・コネクタはAIデータセンター向け需要の急増を背景に需給が逼迫しており、価格・納期が流動的な状況が続いています。矢崎総業・住友電装の新規リードタイム情報は本日時点で確認できませんでした。

【主な出典・参考情報】

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