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ニュースまとめ:2026年8月25日(火) 時点

【本日の主なトピック】

1. 国内銅建値・為替・LME相場の動向

  • JX金属の電気銅建値は8月21日改定の234万円から本日25日に4万円引き上げられ238万円に改定されました。8月17日の過去最高値242万円からは4万円低い水準です。改定理由としては、LME銅相場の続伸(8月24日時点14,344.0ドル/トン)と、為替の円安維持(159.81円)が国内建値の押し上げ要因になったとみられます。
  • LME銅相場は8月24日時点で現物売りセツルメントが14,344.0ドル/トン(前日比+53.0ドル)へ続伸。LME在庫は24万250トン(+1,675トン)に増加、COMEX銅8月限も約14,548ドル/トン相当へ上昇しました。
  • ドル円は東京TTS(8/24)で159.81円(前日比▲0.33円)。直近1週間は158円台前半~159円台後半のレンジで推移し、本日時点の予想レンジは158.40~159.60円程度とされています。円安基調の継続がLME銅高と相まって国内銅建値の引き上げ改定を後押ししました。

2. 電線メーカーの事業動向

  • 古河電気工業は本日、株価が前日比+375円(+10.34%)の10.3%高となり、東証プライムで4,000円をつけました。光デバイス関連テーマで全テーマ中首位となる強い買われ方です。
  • 矢崎総業グループ(矢崎電線)はタイ・サムットプラーカーン県のアルミ電線新工場を8月19日に開所、8月中に稼働。投資額約60億円で生産能力を従来比3倍に拡大し、電動車・電力インフラ向け需要への対応を強化しています。
  • 住友電工・SWCCについて、本日時点で新規の個別発表は確認できませんでした。電線大手4社は2026年3月期、データセンター向け製品需要を背景に大幅増益を見込んでいます。

3. 自動車・半導体産業の復旧状況

  • 令和8年熊本地震(7月28日発生、最大震度7)で停止していたホンダの生産拠点は、8月24日の熊本製作所(二輪車・パワープロダクツ)再開をもって全工場が稼働に復帰しました。
  • トヨタ自動車は国内全14工場が8月17日までに稼働再開済み。TSMC熊本工場(8月3日復旧)、ソニーセミコンダクタ熊本テクノロジーセンター(8月中旬復旧)、ルネサス川尻工場(8月5日再開)など半導体各社も震災前水準への復旧が進んでいます。
  • スズキは8月24日、自社初となる軽乗用車のEVを公開し、この秋の発売を目指す方針を示しました。

4. データセンター・電力インフラ投資

  • 国内データセンター向け電力需要は2025年度の47万kWから2034年度には616万kWへ急拡大する見通しで、電力各社は全国30カ所規模で送配電網の増強を進めています。
  • 石狩市の「石狩再エネデータセンター第1号」(受電容量1万5,000kW)は2026年3月に竣工し、8月に本格稼働予定です。
  • 日刊建設工業新聞(8月25日付)によれば、東洋建設の海底送電ケーブル埋設システムが日本海事協会の基本設計承認を取得し、洋上風力・データセンター向け海底ケーブル関連インフラの整備が進んでいます。

5. ハーネス部材の価格改定動向

  • 電線本体については本日時点で新規の値上げ発表は確認できませんでした。
  • 端子・コネクタ関連では、松村電機製作所がD型プラグ・コネクタ・コンセント等を8月1日発注分より価格改定済み。海外大手のTE Connectivity・Molexも2026年度入り後、自動車・産業機器向けを中心に5~12%程度の価格改定を実施しています。電設資材メーカー各社でも8月~11月にかけて順次価格改定が見込まれます。
  • 半導体はAI向け高性能品・HBM・車載/産業機器向けで需給の引き締まりが続く一方、全般的な不足は落ち着きつつあります。矢崎総業・住友電装の新規リードタイム情報は本日時点で確認できませんでした。

【主な出典・参考情報】

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