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ニュースまとめ:2026年8月20日(木)

【本日の主なトピック】

1. 国内銅建値と為替・LME相場の動向

  • JX金属の電気銅建値は8月19日改定の236万円(8月17日の過去最高値242万円から6万円安)が本日も継続。8月12日238万円→8月17日242万円→8月19日236万円と、いったん最高値を更新した後に反落する展開です。
  • LME銅相場は8月17日に一時前日比1.7%高の1トン14,396ドルまで上昇し過去最高値14,527.50ドルに迫る水準となり、週ベースで7週連続の上昇。現物価格が3カ月先渡し価格を543.50ドル上回るバックワーデーションとなっており、2021年以来の需給ひっ迫を示しています。
  • ドル円は8月20日午前、東京市場で1ドル=158円11〜12銭(前日比+1円06銭)と円高方向で推移。米財務省の米国債買い入れ消却枠拡大発表を受けた米金利低下・ドル売りが背景で、円高進行は国内円建て銅建値の押し下げ要因となっています。

2. 電線メーカーの事業動向

  • 住友電工・古河電工・SWCC単独の新規個別発表は8月20日時点で確認されませんでした。
  • 住友電気工業は2026年7月1日付で普通株式を1株→4株に分割済み。2027年3月期第1四半期は増収増益(売上収益+15.9%、営業利益+61.0%)と好調を維持しています。
  • SWCCは古河電工と共同出資していた汎用ケーブル会社(SFCC)の株式取得を進めており、2026年3月末までに完全子会社化を完了しています。

3. 自動車・半導体産業の復旧状況

  • 令和8年熊本地震(7月28日発生、最大震度7)の影響で停止していたホンダ埼玉製作所・鈴鹿製作所・ホンダオートボディ(三重)の四輪生産が、8月20日より稼働を再開しました。
  • 二輪車・パワープロダクツを製造する熊本製作所は、スプリンクラー作動による浸水被害の復旧・設備点検を経て、8月24日に生産再開の予定です。
  • 半導体ではTSMC熊本第1工場・ソニーセミコンダクタの熊本拠点とも8月中には地震前の稼働水準への復旧が見込まれており、自動車向け半導体供給の正常化が進む見通しです。

4. データセンター・電力インフラ投資

  • データセンター新設・増強に伴う国内電力需要は2025年度の47万kWから2034年度には616万kWへ急拡大する見通しです。
  • AI投資の拡大により送配電網の増強・系統接続容量の確保が全国的な課題となっており、電力・送配電関連の設備投資(電線需要)を押し上げる要因として注目されています。
  • 系統接続の容量制約がデータセンター新設・拡張のボトルネックとして顕在化しており、電線・ケーブルメーカーにとっては中長期的な需要拡大要因である一方、短期的な納期対応力が課題となる可能性があります。

5. ハーネス部材の価格改定動向

  • 電線本体については8月20日時点で新規の値上げ発表は確認されませんでした。
  • 端子・コネクタ関連では、松村電機製作所がD型プラグ・コネクタ・コンセント等を8月1日発注分より価格改定。ミスミもRS232Cケーブル等コネクタ関連製品を7月1日より4〜5%値上げしています。
  • 配電制御機器業界では2026年6月から改定率+20%〜80%の大幅な価格改定が実施されており、原材料高騰の影響が電材業界全般に波及していることがうかがえます。

【主な出典・参考情報】

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