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【本日の主なトピック】
- 銅建値、6万円安の236万円へ反落:JX金属の電気銅建値は8月19日、トン6万円引き下げの236万円に改定されました。17日につけた過去最高値242万円からの反落で、海外銅相場の高値反落を映した動きです。
- 熊本地震、ホンダ3工場が20日に稼働再開:部品調達の遅れから8月19日まで生産を休止していたホンダ埼玉製作所・鈴鹿製作所・ホンダオートボディ(三重)が、部品調達のめどが立ったことから8月20日より生産再開の予定です。
1. 国内銅建値と為替・LME相場の動向
- JX金属は8月19日、8月積み銅建値をトン6万円安の236万円に改定しました。17日の過去最高値242万円からの反落で、月内推定平均は235万6,300円です。
- LME銅現物は8月18日に1トン14,424.50ドルで引け高値圏を維持。COMEX銅先物は8月19日に1ポンド6.7140ドル(約1トン14,802ドル相当)まで上昇し過去最高値を更新しており、ロンドン市場における現物銅の需給ひっ迫が背景とされています。
- ドル円は8月19日午前、158.800〜160.200円のレンジ予想でアジア時間には159円ミドル水準で推移。円安基調は本来建値の押し上げ要因となり得ますが、この日は海外相場の反落が優勢し建値は下落しました。
2. 電線メーカーの事業動向
- 住友電工・古河電工・SWCC単独の新規個別発表は8月19日時点で確認されませんでした。
- SWCCは古河電工と共同出資していたSFCC(汎用ケーブル会社)株式の取得を進めており、2026年3月末までの完全子会社化を計画しています。
- データセンター向け需要を背景に、電線大手各社の株価は総じて堅調に推移しています。
3. 自動車・半導体産業の復旧状況
- 令和8年熊本地震(7月28日発生、最大震度7)の影響が継続。ホンダは埼玉製作所(8/5〜19日)、鈴鹿製作所・ホンダオートボディ(三重、8/6〜19日)の四輪生産を休止していましたが、部品調達のめどが立ち8月20日より再開予定です。
- 二輪車・パワープロダクツを製造する熊本製作所は7月28日夕より生産休止中で、8月17日以降も完成車生産の休止が続いており、復旧のめどが立った工程から段階的に再開する方針です。
- 半導体ではTSMC熊本第1工場が8月3日までに通常の生産体制へ復帰、ソニーセミコンダクタソリューションズの熊本拠点も8月中旬には地震前の稼働水準への復旧見込みと発表されています。
4. データセンター・電力インフラ投資
- データセンター新設・増強に伴う電力需要は2025年度の47万kWから2034年度には616万kWへ急拡大する見通しです。
- 電力8社が全国約30ヶ所で変電所を増強中であり、系統接続容量の確保が電力・電線インフラ整備上のボトルネックとなっています。
- 経済産業省は2026年度から「GX進出拠点整備事業」等の補助制度により、データセンターの地方分散を後押ししています。
5. ハーネス部材の価格改定動向
- 電線本体については8月19日時点で新規の値上げ発表は確認されませんでした。
- 端子・コネクタ関連では、松村電機製作所がD型プラグ・コネクタ・コンセント等を8月1日発注分より価格改定。ミスミもRS232Cケーブル等コネクタ関連製品を7月1日より4〜5%値上げしています。
【主な出典・参考情報】
- 銅建値6万円安 236万円 (日刊産業新聞) / 銅建値 | JX金属(公式・改定履歴)
- コッパー価格がComexで過去最高値を更新、ロンドン市場のひっ迫が影響 / ドル円午前の為替予想 (外為どっとコム)
- 熊本地震1週間、TSMCなど半導体工場復旧、ホンダ国内3工場は8月19日まで停止 (レスポンス)
- 令和8年(2026年)熊本地震に伴う国内の生産拠点の稼働状況について (Honda公式) / 令和8年熊本地震の影響について(第2報)(ソニーセミコンダクタソリューションズグループ)
- 熊本地震、自動車工場の停止長引く 部品供給滞る (日本経済新聞)
- AIのボトルネックは電力――日本のデータセンター電力需要と電源確保 (Zenn) / データセンターの電力需要と立地・系統制約 (CREX)
- 製品価格改定のお知らせ(D型プラグ・コネクタ・コンセント)(松村電機製作所) / 価格改定商品リスト(エレクトロニクス部品)(ミスミ)
- SWCC、合弁先の古河電気工業からSFCCの株式を取得 (M&Aニュース)