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【本日の主なトピック】
- 銅建値が2026年の最高値を更新:JX金属の電気銅建値は8月12日に238万円/トンへと引き上げられ、今年の最高値を更新しました 。LME銅相場の上昇と円安進行が主な要因です 。
- データセンター需要で電線株が堅調:データセンター向け需要や銅高を背景に、フジクラ・住友電工・古河電工・SWCCなど国内電線大手各社の株価が堅調に推移しています 。
1. 国内銅建値と為替・LME相場の動向
- JX金属の電気銅建値は8月12日に238万円/トンへ引き上げられ、2026年に入ってからの最高値を更新しました 。
- LME銅3か月先物は14,156.50米ドル/トン(8月11日時点)の高値圏で推移し、供給逼迫と鉱山生産の制約懸念が材料視されています 。
- 為替市場ではドル円が159円台で推移しており、この円安進行が円建て建値の押し上げ効果につながっています 。
2. 電線メーカーの事業・株価動向
- 時価総額(7月3日時点)はフジクラが9.51兆円で首位、住友電工が8.46兆円で続き、古河電工・SWCCを含め株価は堅調に推移しています 。
- SWCCは、合弁会社SFCCの株式取得を2026年3月末に完了し、完全子会社化しています 。
3. 自動車・EV市場の動向
- 韓国サムスンSDIは、EV需要の伸び悩みを背景に米GMとのインディアナ州電池工場における合弁を解消し、完全子会社化する方針を示しました 。
- 北米市場では、航続距離510km超を訴求する低価格帯EVの競争が激化しています 。
- ジャガー・ランドローバー(JLR)は米関税強化を受け、米国工場を活用した現地生産計画を進めています 。
4. データセンター・電力インフラ投資
- 国内データセンターの電力需要は2025年度の47万kWから2034年度に616万kWへ急増する見通しです 。
- 系統接続の空き容量不足により5〜10年待ちとなる「電力危機」が懸念される一方、送配電網の増強需要が電線業界の追い風となっています 。
- 経済産業省は2026年度から「GX戦略地域制度」を開始し、5年間で2,100億円規模を投じて脱炭素電力を利用する工場やデータセンターを支援します 。
5. 電設資材の価格改定動向
- 配電制御機器各社が改定率+20%〜+80%の大幅な価格改定を実施しているほか、松村電機製作所も8月1日受注分からD型プラグ等の価格改定を実施しました 。
- 複数の電設資材メーカーが原材料費・エネルギーコスト上昇を理由に、8月〜11月にかけて順次価格改定を予定しており、銅建値の継続的な上昇が共通要因とみられています 。
6. ハーネスメーカーの動向
- 国内ワイヤーハーネス市場は矢崎総業が約50%のシェアで首位、住友電工グループ(住友電装)が約25%で2位を占めています 。
- 日系2社は高品質・短納期対応を強みとしており、今後のシェア拡大余地があると分析されています 。
【主な出典・参考情報】
- 銅建値 | JX金属(公式・改定履歴) / 銅建値8万円上げ最高値JX金属(日本経済新聞)
- ドル/円見通し (OANDA Japan) / 8/17〜21 相場見通し (myfxmarkets)
- 絶好調の住友電工、フジクラ、古河電工、SWCC... 買うならどれ? (つばめ投資顧問)
- AIのボトルネックは電力――日本のデータセンター電力需要と電源確保を一次資料で総整理 (Zenn)
- 住友電工が5兆円企業へ、カギ握る「自動車用ワイヤハーネス」の展望 (ニュースイッチ)
- 【2026年最新版】 電設資材メーカー価格改定情報 / 松村電機製作所 / 日本配電制御システム工業会(JSIA)